2013年 05月 20日
十代 休雪 作 萩茶碗 ■十代 三輪休雪(みわきゅうせつ)1895 - 1981 山口県萩市にて、 江戸時代初期から萩藩の御用窯として代々萩焼を継承していた三輪窯の次男として生まれる。 萩焼の原型である高麗茶碗を研究し、高麗茶碗に和風を取り入れた独特の作風を完成させた。特に萩焼の特色である白釉に関しても独特の技法を編み出し、「休雪白」とよばれるようになった。1967年に弟である節夫が十一代休雪を襲名し、自らは休和と名乗る様になる。 1970年に人間国宝に認定。 #
by yoshinoen
| 2013-05-20 18:08
| 作家紹介
2013年 05月 18日
有馬 賴底 筆 ■青松(せいしょう)… 青々した葉をしている松の木のこと ■有馬 賴底(ありま らいてい 1933年 - ) 現代の禅僧。臨済宗相国寺派管長。 初名は有馬永頼。道号及び現在の戸籍名は頼底。法諱は承黙。大龍窟とも号する。 久留米藩主有馬家(赤松氏流)の子孫。 久留米にゆかりのある有馬賴底猊下の講演会が、本日、マリターレ創世 久留米にて行われました。 「久留米有馬大龍会」を発足しており、ご多忙の中、毎年お越しいただいております。 貴重なお話が聞け有意義な時間でした。 #
by yoshinoen
| 2013-05-18 18:06
| 禅語
2013年 05月 11日
葉々起清風 有馬賴底 筆 ■葉々起清風(ようようせいふうを起こす) 林に一陣の風が吹き渡り、葉々がさやさやと音をなす様やその心境。 自然の清々しい風光を味わう語。 『虚堂録』の一節。 誰知三隱寂寥中(誰か知らん三隠寂寥の中) 因話尋盟別鷲峰(話に因って盟を尋いで鷲峰に別れんとす) 相送当門有脩竹(相送りて門に当たれば脩竹あり) 為君葉々起清風(君が為に葉々清風を起こす) 虚堂和尚の元へかつての弟子や仲間だった三人の道友がこれから遥か遠い天台山の国清寺にある三隠(寒山、拾得、豊干 の三人の優れた禅者)の遺跡を訪ねんと言い、その旅立の前に別れに来た。別れ難く門のところまで見送りに出てきたら、脩竹の一葉一葉までもがさらさらと音をなして、別れを惜しむかのようにさわめき清風を送ってくれている。 「君が為葉々清風を起こす」は清々しい出合いと別れを味わう語。 #
by yoshinoen
| 2013-05-11 11:55
| 禅語
2013年 05月 07日
祥瑞写 向付 永楽和全 作 ■永楽和全(えいらく わぜん、1823年(文政6年)-1896年(明治29年)5月7日) 19世紀に活躍した京焼の陶芸家。 千家十職の一つ、土風炉師・善五郎の十二代である。江戸後期を代表する陶芸家の一人永樂保全(十一代善五郎)の長男で、幼名は仙太郎。 十二代善五郎を襲名したのは1843年であり、1871年に息子の得全に善五郎の名を譲って隠居し、以降は善一郎と名乗った。 #
by yoshinoen
| 2013-05-07 18:53
| 作家紹介
2013年 05月 05日
神輿香合 丸山東斉 作 ■ 丸山東斎 昭和33年生まれ昭和56年 稼業の漆工芸を継ぐ以後、茶の湯道具(乾漆)の技法を重ね今日に至る。 乾漆(かんしつ)とは… 乾漆とは麻などを芯にして漆を塗り重ねて成型する技法で、古く仏像にも用いられる。 木と違って軽く複雑な形も成型できるという長所を持つ。 #
by yoshinoen
| 2013-05-05 14:01
| 作家紹介
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