2013年 03月 02日
大野鈍阿作の信楽水指です。 ゴツゴツした力強い雰囲気で数寄者好みのように思えます。 大野鈍阿(おおの どんな、1885年(明治18)~1951年(昭和26)) 岐阜県出身。本名は大野準一 1909年に上京して品川で焜炉や行平といった生活雑器を焼いていたが、 13年に茶人・数寄者益田鈍翁に見出される。 以来、鈍翁所持の名品に私淑して陶磁器を焼成。 また、鈍翁から「鈍」の一字を受けて「鈍阿」と号して御殿山で作陶。 その後、1917年に上目黒、34年等々力に窯を移転。 鈍翁所持の名品を手本としている為、鈍阿の作品の幅は広く、素焼、楽焼、萩、唐津、三島など 諸窯の写しにその技量を発揮した。
by yoshinoen
| 2013-03-02 11:32
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